保護者失格。一線を越えた夜
第25話:親友にも言えない好きな人
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「保護者失格。一線を越えた夜」の第23話から第25話は、続けて読みましょうね。
第25話「親友にも言えない好きな人」のあらすじ
保護者失格。一線を越えた夜
第25話:親友にも言えない好きな人
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<ネタバレ注意!!>
ちづるが、子供の頃からずっと心に秘めていた「願い事」。
その「願い事」が叶い、叔父と両思いになれ、心が通じ合って・・・
そう思っていたのに。
2人の時は叔父のことを「幸久さん」と呼びたい、と言ったら、ダメだと断られてしまったちづる。
あの日から少し、ぎこちなさを感じていました。
旅行から数日たった日曜日。
千代子と会う約束をしていたちづるは、叔父に見送られて、家を出ました。
いつもと変わらず見送ってくれましたが、やはりどこかぎこちないのです。
気を取り直し、千代子の家を訪れます。
インターフォンを鳴らすと、満面の笑みで、千代子が出迎えてくれました。
ちづるに抱きつき、大歓迎してくれる千代子。
ちづるのことが、可愛くてたまらないようです。
部屋に招き入れられたちづるは、約束が土曜日だったのに、日曜日に変更になってしまったことを詫びます。
千代子は連休だったようで、気にしないで、と言ってくれました。
旅行のお土産を渡すちづる。
中身は、お饅頭の様です。
友人と言ったの?と尋ねられ、うんと答えるちづる。
可愛らしいちづるのことが心配な千代子は、何かあったら言う様に、ちづるに言うのでした。
保護者失格。一線を越えた夜
第25話:親友にも言えない好きな人
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千代子が、ゆっきーは元気かと尋ねました。
昔から叔父のことを、ゆっきーと呼ぶのです。
ゆっきーなんて言ったら怒られるよ?と言いますが、全然怖くないよ、と千代子が言いました。
久しぶりに、叔父に会いたくなったようです。
千代子の両親は離婚していて、千代子は、母親に育てられました。
しかし、酒を飲んでは、暴力をふるう千代子の母。
小学生の頃の放課後、教壇の下に隠れ、なかなか帰ろうとしない千代子を見つけたちづる。
家に帰りたくないようです。
母親に、帰って来るなと言われた千代子。
自分はいらない子なんだ、と言います。
そんな千代子を、ちづるは自分の家に誘います。
その日から、千代子はちづるの家に遊びに行くようになったのでした。
それが、千代子とちづるが仲良くなったきっかけです。
プロのネイリストの千代子が、ちづるにネイルをしてくれました。
ちづるのイメージで、家事をしても邪魔にならないようなデザインを、施してくれました。
可愛い!と感動するちづるに、もっと褒めて、と千代子が言います。
ちづるは、仕事のことで何か相談があるのか、と千代子に尋ねました。
すると、千代子は一瞬言葉に詰まりながら、結婚するかもしれないと切り出しました。
お相手は、幸久よりの年上の男性。
大喜びで祝福するちづるでしたが、どうやら千代子は、迷っているようなのです。
千代子が結婚に迷っている理由は何なのでしょうか?
第25話「親友にも言えない好きな人」の感想
楽しかった旅行の帰り道から、なんだかおかしくなってしまった2人の関係。
ちづるにとってはいきなりのことで、わけもわからなかったと思います。
しかも、いつも大人の対応の叔父が、いきなり自分の感情でちづると距離を置いてしまったので、ちづるのとっては不安で仕方なかったことでしょう。
どうしてそうなってしまったのか聞き出せない、聞き出さないちづるに、もどかしさを感じてしまいました。
今回、千代子の過去が明らかになりました。
2人とも特別な環境でそだったからこそ、分かり合える部分もあったのでしょうね。
お互いの存在が、大きかったと思います。
千代子が、結婚に迷っている理由は、過去が関係しているのでしょうか。
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