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保護者失格。一線を越えた夜|第34話:親友と叔父さんとバージジンロード

保護者失格。一線を越えた夜
第34話:親友と叔父さんとバージジンロード
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「保護者失格。一線を越えた夜」の第34話から第36話は、続けて読みましょうね。

第34話「親友と叔父さんとバージジンロード」のあらすじ

保護者失格。一線を越えた夜
第34話:親友と叔父さんとバージジンロード
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<ネタバレ注意!!>

ついに、待ちに待った千代子の結婚式の日が、やってきました。

協会の扉が開き、千代子が入場してきます。

あまりにも綺麗な千代子の姿に、ちづるは見とれてしまいます。

千代子の横には、父親役をお願いされた、叔父の姿がありました。

少し緊張しているように見える叔父を見て、微笑むちづる。

大役を終え、席に叔父が、戻ってきました。

ふと横を見ると、ちづるが、ぐしゃぐしゃの顔で泣いています。

幸せそうに見つめ合って、微笑み合う、くまちゃんと千代子の姿を見て感動し、泣いているちづる。

昔小さかったころの、千代子との思い出が、よみがえるのでした。

ブーケトスの時になりました。

参加者の女性たちの、なんとしても取ってやる!という気迫に、押されそうになる千代子。

約束通り、ちづるに投げようとちづるを探すのですが、ちづるが見当たりません。

くまちゃんに声をかけられ、ふと我に返った千代子。

ちづるに投げることを諦め、ブーケトスをしました。

どうしてちづるが、この時この場から居なくなってしまったのか。

千代子は、不思議でたまりません。

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教会を少し離れたところから、ブーケトスの行われている教会を、見つめるちづる。

そんなちづるのことを、横で見守る叔父。

2人それぞれ、思いがあるようです。

その時、ちづるの手を、叔父が握りました。

驚くちづる。

叔父はそっと、微笑み返ます。

ちづるも微笑み返しながら、叔父の大きな手を、握り返すのでした。

誰にも気づかれないように。

披露宴が始まりました。

ちづるが、高砂のところまで、やってきました。

お色直しをしたドレスを褒めると、こちらの方が気に入っているらしく、ちづるに褒められた千代子は、嬉しそうにしています。

思い出したように千代子が「どうして、ブーケトスに来なかったの?」と尋ねます。

ちづるはとっさに「転んで行けなかったの」と嘘をつきました。

「大丈夫だったの?」と心配する千代子。

「大丈夫だよ、ありがとう」と答えます。

その時叔父は、隣に座っている酔った人に、絡まれているのでした。

一瞬の沈黙の後、ちづるが改めて「千代ちゃん、幸せになってね」と言うのでした。

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幸せそうな千代子を、祝福したちづる。その笑顔の裏に秘められた思いとは、何なのでしょうか?

第34話「親友と叔父さんとバージジンロード」の感想

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親友の結婚式というのは、自分のことのように嬉しいものです。

大好きな千代子の結婚式。

千代子が、大好きな人と一緒になることは、心から嬉しいことでもあり、羨ましさもあったのだと思います。

ブーケトスの場から離れ、教会を遠くから見つめる姿は、自分は好きな人と結婚できないという思いからだったのでしょうか。

誰にも言えない思い。

見ていて、切なくなりました。

ずっと、ちづると一緒に居た千代子だからこそ、ちづるの異変(居なくなってしまったこと)に、もしかしたら何か、気付いたのかもしれませんね。

今後、関係を知られることは、あるのでしょうか。

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