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保護者失格。一線を越えた夜|第62話:叔父が好きよりマシだろ

保護者失格。一線を越えた夜
第62話:叔父が好きよりマシだろ
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「保護者失格。一線を越えた夜」の第61話から第63話は、続けて読みましょうね。

第62話「叔父が好きよりマシだろ」のあらすじ

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<ネタバレ注意!!>

橘家から帰ろうとするちづるの腕をつかみ、引き留める空。

普段は温厚なちづるですが、この時ばかりは怒りをあらわにして手を振りほどきます。

婚約の件を知っていたのかと空を問い詰めるちづる。

知っていたが、まさかこんな風に言うなんて思ってなかったと謝る空。

ちづるの頭の中には、色々な感情が渦巻きます。

そして、みんな自分勝手なことばかり言ってくることに、悲しそうな表情を浮かべます。

それに、「従弟同士での結婚なんてあり得ない、そんなことは考えたことが無い。」

と言うちづる。

でも、どうやら空は違うようです。

なぜ婚約を了承したのかと聞かれ、空は「従兄同士での結婚を考えたことがあるから」了承したのだと答えるのです。

驚くちづる。

その時、前に友人に言われた言葉を思い出します。

その子(空)、ちづるのこと好きなんじゃないの?

まさかそんなことは・・・と思いつつも、空の気持ちに少し気付くちづる。

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「電車の時間があるから帰る」と言ったところに、幸久から「駅まで迎えに行くよ」とメールが届きます。

そのメールを見て、ほっとした表情を浮かべるちづるに苛立った空は、ちづるの携帯を取り上げ、そのメールが、幸久からのものだと確認すると、こう言うのです。

「叔父が好きっていうよりマシだろ」と。

ちづるは、自分と幸久の関係がばれてしまっているのではないかと思い、驚きの表情を見せるのでした。

その頃、幸久はなかなか仕事が終わらず、イライラしていました。

カチャカチャとパソコンに向かいながら、大きなため息をつく幸久に、背後から飲み物の差し入れが。

そして、「ため息ついていると幸せが無くなるわよ」という余計なお世話な一言。

なんだか聞き覚えのある声です。

飲み物のお礼を言い、ふと振り返ると、そこには見覚えのある人物が居るのでした。

そして、上司から紹介されたのが、経営コンサルタントの小鳥遊律子です。

本社から、補助に来てもらったとのこと。

まさかの人物に、驚く幸久の同僚。

この同僚は、ちづるを引き取ることになった時からのことを、色々と知っている人物です。

幸久に話しかけますが、当の幸久は声も出ず、あまりの驚きに、放心状態になってしまっているのでした。

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まさかの人物の小鳥遊律子がコンサルタントに...これからどうなるのでしょうか?

第62話「叔父が好きよりマシだろ」の感想

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今まで、全く空の気持ちに気付かなかったちづるですが、さすがに今回の件で気付いたようです。

ピリピリしていたちづるが、たった一件のメールを見ただけで、あんなにほっとした表情になるなんて...

本当に幸久のことを信頼し、頼りにしているのだなと思いました。

かなり年上の幸久に、やきもちを焼く空が、ちょっと可愛く思えました。

そして、幸久の会社に謎の女性が登場します。

同僚の雰囲気からすると、どうやら幸久の過去に深く関わっていた女性のようです。

幸久とちづるの関係が、変わっていってしまうのかが心配ですが、今まで全く女性の影が見えなかった幸久なので、今後、過去の女性関係などが、明らかになっていくのかと思うと、楽しみです。

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