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保護者失格。一線を越えた夜|第61話:母親の実家で…

保護者失格。一線を越えた夜
第61話:母親の実家で…
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「保護者失格。一線を越えた夜」の第61話から第63話は、続けて読みましょうね。

第61話「母親の実家で…」のあらすじ

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<ネタバレ注意!!>

おばあさんが倒れたと聞き、慌てて橘家へ駆けつけたちづると空。

しかしそこには、元気そうなおばあさんと、空の母が居ました。

「なんでこんなことをするんだよ!」

と怒る空でしたが、「そうでもしないと来ないだろうから」と、悪気の無い空の母とおばあさん。

幸久に、おばあさんが倒れたことをメールで連絡していたちづるは、とりあえず、無事で何ともなかったことを、幸久に報告します。

嘘までついて、呼び出すなんて、何だろうと胸騒ぎのするちづる。

この前の法要の時は、ゆっくり話せなかったけれど、ちょっと話したいことがあるから、座ってほしいと空の母に言われるのです。

その頃幸久は会社でちづるから、おばあさんが無事だったとの連絡を受けほっとし、仕事が終わったら迎えに行こうかと考えていました。

会議の為資料を持って移動する最中、この前の水族館のお土産で、ちづるにもらったカワウソのキーホルダーのことを、同僚に突っ込まれます。

モテモテの幸久が、可愛いキーホルダーをつけているなんて、考えただけで可愛らしいですね。

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ちづるはというと、おばあさんから「空と婚約してもらう」と言われます。

急な話に、戸惑うちづる。

橘家(ちづるの母方の実家)は、瀬名家(父方の実家)と縁を切ったはずだと言い返すのですが、瀬名家と縁を切ったが、ちづるとは切った覚えは無い…という勝手なおばあさん。

空とは、従兄弟なので、結婚できないとも言い返しますが、従兄弟とは法律上結婚できる、結婚してちづるには橘家に帰ってきてもらうと言うのです。

ちづるの両親が亡くなった時、橘家はちづるを引き取らず、ちづるは幸久に引き取られました。

あの時、ちづるを手放したことを後悔しているので、空と結婚することで、帰ってきてほしいと、空の母が言うのです。

しかも、そのことを、空は了承済みだと知り、困惑するちづる。

橘家に戻れば、幸久とは離れ離れになってしまいます。

いままで育ててくれたのは幸久です。

身寄りの無くなったちづるを引き取り、大切に育ててくれました。

幸久と離れるなんて、ちづるには考えられません。

何よりも、自分たちの都合の良いように動かそうとすることに、怒りがこみ上げてきます。

ちづるはこの話を断り、幸久の待つ瀬名家と帰っていくのでした。

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空と結婚させられようとしたちづる..面倒なことにならなければ良いのですが…

第61話「母親の実家で…」の感想

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61話では、一気に大きく、話が動き出しました。

母方の実家に呼び出されたちづるは、祖母から空との婚約を言い渡されます。

ちづるからすると、橘家は居心地が悪く、橘家の人々は瀬名家のことを嫌っています。

今までちづるのことをほっていたのに、勝手に結婚のことを決めつけるなんて、ありえませんね。

ちづるは、せっかく幸久と気持ちを確かめ合い、本当の恋人同士のような関係になってきているのに。

このまま邪魔されずに頑張ってほしいなと思いました。

気になったのは、空がこの婚約を了承しているとのこと。

ちづるは、この件で、やっと、空の気持ちに、気付いたのではないでしょうか。

橘家は、今後も色々と係わってきそうで、今後の展開が楽しみです。

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