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保護者失格。一線を越えた夜|第64話:いつもを装って

保護者失格。一線を越えた夜
第64話:いつもを装って
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「保護者失格。一線を越えた夜」の第64話から第66話は、続けて読みましょうね。

第64話「いつもを装って」のあらすじ

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<ネタバレ注意!!>

幸久の帰宅を待ってハンバーグを煮込んでいるちづる。

その時、空から謝罪のメールが届きます。

ごめんという言葉の後に、好きといったことは本当だからと書かれたメール。

ちづるは、今までずっと、空の気持ちに気付いていませんでした。

今回、このような形で告白されたちづるは、幸久への気持ちのこともあり、困った表情を浮かべます。

そこへ幸久が帰宅します。

はっと我にかえり、出迎えるちづる。

幸久の顔を見ただけで、先ほどまでの困った表情から一変、安堵の表情に変わります。

そんなちづるを見て、幸久も律子のことでモヤモヤした気持ちがありましたが、落ち着いた表情を見せるのでした。

先に、ご飯が良いか、お風呂が良いかを、尋ねるちづる。

「ご飯を食べるから着替えてくるね」と幸久が言います。

お腹が空いていて、お腹の音で返事をしてしまうちづるが、とても可愛らしいです。

幸久は、ふと思い出したように「ばあちゃんは大丈夫だったのか?」と尋ねます。

一瞬、ふと考えたような表情を見せるちづる。

笑顔で「大丈夫だったよ」と答えるのですが、幸久は何か違和感を覚えます。

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夕食の時間「今日は大変だったのに、こんなに美味しいハンバーグを作ってくれてありがとう!」と労う幸久。

笑顔で「作るの好きだから大丈夫だよ」とちづるが答えます。

そして、改めて今日のことを聞く幸久。

どうして倒れたと嘘を言ったのかを知りたかったようですが、ちづるが明らかにごまかしている様子を見ると、深く聞くことはしませんでした。

夕食を食べ終えた2人は、一緒に洗い物を済ませます。

洗い物が終わって「お風呂に入ってこようかな」と言う幸久ですが、ちづるがまだお風呂に入っていないことを知り、「先に入るか?」と尋ねます。

すると、ちづるが一瞬考え事をしたかのように止まります。

「俺は後でいいよ」と言うと、ちづるが顔を赤らめながら「一緒に入りたい」と言い胸に顔をうずめてきました。

何か一人で抱え込んでいるような表情を見て、やはり今日橘家で何かあったんだと確信した幸久。

幸久は、優しくちづるの頭を撫でて、二人はお風呂場へ。

身体を隠すためのタオルを探すちづるの髪を撫で、洗ってあげるからおいでと言います。

我慢できなかったかのように、ちづるを優しく包み込むように、風呂場で熱いキスを交わす2人なのでした。

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ちづるの表情に何か違和感を感じる幸久!これからの展開はどうなるのでしょうか?

第64話「いつもを装って」の感想

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幸久を出迎えた瞬間のちづるのほっとした表情が、とても可愛らしかったです。

エプロンで出迎えて、ご飯かお風呂かと尋ねる姿は、新婚夫婦そのものです。

何かあったことに気付いているのに、深く聞かない幸久は、さすが大人の男性ですね。

聞き出そうとすることで、ちづるが板挟みになってしまうことが、予測できたのでしょう。

そんなちづるを優しく見守る幸久の目が、保護者のようで彼氏のような優しい目をしていました。

甘え上手なちづるが、勇気出して「お風呂に入りたい」と言う場面の表情が、男心をくすぐる感じで、大好きです。

いつもHしているくせに、お風呂に入るのには、タオルで身体を隠したいというところに、突っ込みを入れてしまいそうでした。

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