保護者失格。一線を越えた夜
第66話:ドアに隠れて口づけを
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「保護者失格。一線を越えた夜」の第64話から第66話は、続けて読みましょうね。
第66話「ドアに隠れて口づけを」のあらすじ
保護者失格。一線を越えた夜
第66話:ドアに隠れて口づけを
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<ネタバレ注意!!>
ある朝、お互いが支度をしているとインターフォンが鳴りました。
そこに立っていたのはあの空です。
突然の訪問におどろくちづるに迎えに来たと言う空。
この前のことがあったので戸惑うちづる。
空は何ともなかったように大学に一緒に行こうと思ったからと言います。
一瞬、そういうことかとほっとした表情をうかべるちづる。
そんなちづるに空は好きだから一緒に学校に行きたいと思ってと幸久の前で堂々と言うのです。
しかもこの前も言っただろと、ちづるが幸久にこのことを隠していたのを知ってか知らずなのか言ってしまいます。
言葉に詰まるちづる。
うまく言葉が見つからず困っていると幸久が助け舟を出します。
「私が片付けておくから行っておいで」と言ってくれました。
この私と言う一人称は幸久がちづるに対して一線を引くこうとしていた時に使用していたものでした。
久々の「私」と言う言い方に驚くちづる。
空と出て行こうとした時、幸久がちづるの手をつかみドアをバタンと閉め、ドアの陰に隠れてキスをします。
ドアを一枚隔てて向こう側には空が居ます。
そんな状況だからこそ、見せつけることは出来ないけれど、幸久なりの宣戦布告なのでしょうか。