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保護者失格。一線を越えた夜|第59話:嫉妬心の告白

保護者失格。一線を越えた夜
第59話:嫉妬心の告白
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「保護者失格。一線を越えた夜」の第58話から第60話は、続けて読みましょうね。

第59話「嫉妬心の告白」のあらすじ

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<ネタバレ注意!!>

休日、水族館で楽しんだちづると千代子は、お茶をしながら休憩することにしました。

そこで幸久の話になります。

幸久が、バレンタインにチョコを沢山もらっていたよね...という話になります。

会社の人の話によると、今も幸久はモテるんだよと、ジュースを飲みながら話すちづる。

昔から、幸久とちづるのことを知っている千代子ですが、昔 千代子は、幸久のことが好きだったのです。

そのことで、過去にちづると喧嘩したことがあったよね...と話します。

まさか、千代子が、その時のことを覚えていると思っていなかったちづるは、今も幸久のことが、好きだということを、気づかれているのではとヒヤヒヤしたでしょうね。

千代子はというと、めったに怒らないちづるが、珍しく怒ったので覚えていたそう。

怒ったところも見たことないし、優しいし、子供の頃は大人の男性にあこがれるよね...と千代子に言われ、ドキドキしながらそうだねと返事をします

千代子はそれだけモテて、チョコを沢山貰っても、女の影を感じることがなかった幸久は、もしかして、男が好きなのかと思っていた時期があったとのこと。

驚き慌てて否定するちづるですが、思い返せば、貰ってきたチョコ中には、本命ぽい物もあったことを思い出します。

自分だけでなく、他の誰かも幸久のことを真剣に想っていたのかも・・・と思うと心が苦しくなるのでした。

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帰宅して、ちづるは幸久に、お土産にカワウソのキーホルダーを、プレゼントしました。

ありがとうと言って、携帯に付けてくれる幸久は、とっても優しいですね。

横に座りちづるの肩を抱き、今日のことを話す2人。

ちづるはというと、こんな風に、幸久と横に並んで、恋人のような会話をしたり、触れ合った人もいたんだと思うと、複雑な気持ちになり、沈んだ顔してしまいます。

そんなちづるに幸久は気づきます。

嫌だったら断って良いんだよという幸久に、ちづるは心に抱えていた気持ちを話します。

今まで、そんなこと考えたことが無く、当たり前のことなんだけれど、過去に幸久が誰かと付き合っていたことを考えたら、ちょっとモヤモヤしちゃったと言うちづるに、幸久は嫉妬してくれて嬉しいよと言います。

年相応の経験はしている過去は、変えられないけれど、今はちづるを安心させることができるよと。

どうしてほしいのか聞かれたちづるは、不安そうな顔で、ぎゅっと抱きしめてほしいとお願いします。

そしてキスも。

それだけでいいの?...と意地悪に尋ねる幸久に、怒るちづる。

やっと、本当のちづるの顔に、戻ります。

そんなちづるを見て、可愛いなと笑ってしまう幸久。

部屋に行こうかと誘い、2人は寝室へと行くのでした。

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ぎゅっと抱きしめてほしいと言ったちづるを連れて寝室へ入った二人は...

第59話「嫉妬心の告白」の感想

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千代子に、「幸久はもてていたよね」と話をされて、不安になってしまったちづる。

小さかった自分を、引き取ってくれた幸久ですが、年齢的には、誰かとお付き合いしていて当然ですもんね。

不安そうなちづるを、安心させる術を知っている幸久の大人の対応に、キュンっとしまいます。

あえて過去を隠さず、今出来ることで安心させようとしてくれているのが、素敵ですね。

「ぎゅっとして」という時のちづるが、つい抱きしめたくなってしまう表情をしていて、可愛らしいです。

そして恒例のベッドへの移動。

なんだかんだで、自分から部屋に行きたいとちづるに言わせるあたりが、幸久のSっぽい一面が見られて、好きなシーンです。

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